Daisy Caiさん
映画専攻(修士課程)
北京大学(中国)、
「私の目標は、 中国の 若い 女性たちが 自分自身を 信じ、 自分の 夢を 追う 勇気を 持てるような 映画 作品を 創ることです」

Daisy Caiさんは様々な顔を持っています。修士課程で映画制作を学ぶ学生であり、熱心なVlogger(動画ブログで情報を発信する人)、そしてソーシャルメディアのコンテンツクリエイターでもあります。一方で、Daisyさんが使命感を持って取り組んでいるのは、自己成長を促すメッセージを広め、少女や若い女性たちを勇気づけるコンテンツを創ることです。
人々を勇気づけることは、Daisyさんにとって大切な活動です。それには、Daisyさんの育った環境が影響しています。Daisyさんは、高等教育を受けることよりも、地元に留まり、家庭を築くことが大切とされる価値観の中で育ちました。「私の家族で大学に行った女性はいません。両親も私が地元を出て、別の都市の大学を目指すことに反対していました。でも私は映画や物語が大好きなので、進学してもっと学ぼうと心に決めていたのです」とDaisyさんは言います。
こうした情熱に導かれ、Daisyさんは北京に行き、中国伝媒大学で写真学の学士号を取得しました。さらに卒業後も学び続けようと、北京大学芸術学院の映画修士課程に入学しました。彼女は大学での勉強はもちろん、進化し続ける自身の創作プロセスのあらゆる場面において、Appleのテクノロジーを活用しています。

「iPhoneのカメラだけで 自分の 映画が 撮れると 気づいた 時は、 本当に 驚きました。 今では 制作 プロセスも 変わり、 ワーク フローの 一部と して とても 多くの Apple製品を 使っています」
授業で映画を制作する時も、ソーシャルメディアに投稿するVlogを撮影する時も、DaisyさんはMacで作業を始めます。「最初に脚本を書いたり絵コンテを作ったりする時は、メモやフリーボードのような内蔵アプリをよく使っています。デザインや機能がとてもシンプルで、サブスクリプション登録も複雑な操作も必要ありません。それでいて、日々の創作活動のニーズを十分満たしてくれます」と彼女は言います。
制作の段階に入ると、iPhone、Mac、iPadを使ってデバイス間をシームレスに行き来しながら映像作品を仕上げていき、制作の全工程を管理します。映像の撮影と音声の録音は、iPhoneでBlackmagic Cameraアプリとボイスメモを使って行います。そしてMacに戻ってFinal Cut Proで編集し、さらにiPadでカラーグレーディング、字幕、簡単なアニメーションといった最後の仕上げを施します。
「私の創作活動では、作業ごとにデバイスを使い分けるのですが、Apple製デバイスならそれが簡単にできます。今ではAirDropのない生活なんて考えられません。記録メディアを経由せず、デバイス間でファイルを瞬時に共有できるので、映像制作をとても効率的で楽しいものにしてくれます」とDaisyさんは話します。

Daisyさんは今後、自身のオンラインプラットフォームを成長させ、大学院で学んだことを活かして社会的意義のあるコンテンツを生み出し続けたいと考えています。彼女の夢は、自分の制作スタジオを持つこと、そして、レジリエンスやエンパワーメント、社会正義といったテーマを探究するドキュメンタリー映画を撮影し、女性たちの声を世の中に広く発信することです。Daisyさんにとって、どんな媒体を通して伝えるかよりも、何を伝えるかがとても重要なのです。
「中 国 に は 『雨に 降られた 人は、 他人の ために 傘を 差したく なる』と いう 有名な 言葉が あります。 よく フォロワーの 少女たちから、 私の 経験や ストーリーに 勇気 づけられて 決断する ことが できた、 という メッセージを 受け 取ります。 これこそが、 私の 日々の 創作活動の 原動力に なっているのです」